コーディネーショントレーニングとは、神経系の運動能力(一般に運動神経のこと)を鍛えるトレーニングです。
スポーツ選手を見て、センス、身のこなし、状況判断がいいと思う時、それはコーディネーション能力が高いということです。「コーディネーション能力」には下記の7つの能力があります。
これらは運動神経の発達を促し、スポーツ全般の運動能力に大きく関わるだけでなく、音楽やダンス、更にはコミュニケーション力や学習能力にも関連すると言われています。そしてこの能力が最も発達する時期は、おおよそ5歳~12歳くらいといわれています。
◎プレゴールデンエイジ(5歳~8歳)
生涯で神経系が一番発達する期間で身に付けた能力は一生忘れる事が無い時期。
◎ゴールデンエイジ(9歳~12歳)
プレゴールデンエイジで身に付けた動作をさらに磨きをかける時期。
上記の期間にどれだけ運動神経を発達させれるかだといいます。コーディネイショントレーニング教室では、遊びの中にコーディネイショントレーニングを取り入れて楽しみながら運動能力の向上を目指します。
リズム能力 |
リズム感を養い、動くタイミングを上手くつかむ能力 |
バランス 能力 |
バランスを正しく保ち、崩れた姿勢を立て直す能力 |
変換能力 | 状況の変化に合わせて素早く動きを切り替える能力 |
反応能力 | 合図に素早く反応し適切に対応する能力 |
連結能力 | 身体全体をスムーズに動かす能力 |
定位能力 | 動いている物と自分の位置関係を把握する能力 |
識別能力 | 道具やスポーツ用具などを上手に操作する能力 |
子どもたちが大好きな遊びの中に7つの能力を向上させる要素を組み込んで、楽しく遊びながらのトレーニングを行っています。
デイサービスや介護施設などで定期的に開催しているシニア向けの体操の中にもコーディネイショントレーニングを取り入れて楽しみながら運動を行っています。